銀行カードローンが変わる!?

銀行カードローンについては過剰融資が問題となっていることは以前のコラムでも度々書かせていただきていますが、
2017年後半は消費者金融の「総量規制」と同様に、年収の3分の1ないしは2分の1を貸し付けの上限とする「自主規制」が大手銀行及び一部の地方銀行でも実行された年でした。

2018年注目すべき動きとしては、早速今月1月より、「即日融資」が停止されるとのことです。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201709/CK2017091502000254.html 東京新聞Web版)

これは、融資を受ける際に、その個人情報を警視庁のデータベースと照合をするというものです。
これは過剰融資を防止することを趣旨とするものではなく、反社会的関係にないかを調査するものとの趣旨ですが、この警視庁の照会には少なくとも最短2日、場合によっては数日を要するとのことなので、結果として「即日融資」が不可能となるという結論になります。

自主的な総量規制も、即日融資の停止も、過剰貸付けの防止という観点からは、一定の効果をあげるものと思われますが、今まで銀行のカードローンに頼っていた債務者は今後どこに融資を申し込めばいいのか、また新たな問題が出てくると思います。
今後の銀行のカードローンに対する規制の行方を見守りたいものです。

 

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