ブラックリストの正体とは?

借金の相談に乗っていると、「この手続きをすることで私はブラックになるのでしょうか?」という質問を頻繁にいただきます。

多くの方が、なんとなく恐ろしいものの様に捉えているのですが、そもそも、「ブラックリスト」とはどのようなものなのでしょうか?

実は、世の中に「ブラックリスト」という世にも恐ろしい名前のリストは存在していません。

ショッピングの分割や、ポイントを貯めるなど様々な理由で、クレジットカードを持っている方が多いと思いますが、カードを作ると、その個人情報が信用情報機関(CICJICC)と呼ばれる機関に登録されます。これは、消費者金融、クレジットカード会社が加盟している一種の団体で、カードに関する個人情報を共有しているものです。

ですから、私もクレジットカードを何枚も持っているので、その時点で信用情報機関に登録されています。もっというと、「リストに載っている」と表現してもいいかもしれません。

そして、問題はここからで、数ヶ月に及ぶ延滞等をすると、信用情報機関のそのリストに延滞した旨の記号が記載されます。いわゆる「事故情報」「延滞情報」というものです。

こうなった状態を「ブラックリストに載った」「ブラックになった」と一般的には表現されているのです。

さて、この信用情報機関の情報は、個人情報ですので、一般の他の方はみることはできません。ですから、「ブラックリスト」に載ったことが他人に知られるということはありません。

単に、カード会社間でカードの審査時に参照されるものであり、全くの他人がリストの内容を知ることができないようになっています。

また、過払金請求をすることによって、ブラックリストに載ると書いてある記事を見かけますが、それは誤解です。過払い金請求はブラックリストとは無関係であり、過払い金請求をしたことで信用情報に悪影響が出るということは一切ありませんのでご安心ください。

 

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