1 債務整理(借金整理)とは
債務整理(借金整理)は大きく分けて
・過払金返還請求
・任意整理
・自己破産
・民事再生(個人再生)
4つに分類することができます。
これらを総称して「債務整理」と呼んでいます。
各手続におけるメリット・デメリットを比較検討することによって、解決のためにベストな方法を選ぶことができます。
2 各債務整理手続におけるメリット・デメリットの違い
① 過払金請求
【メリット】
・払いすぎたお金(過払金)が戻ってくるのでメリットが大きい
【デメリット】
・過払金請求が遅れるほど、過払金の返還率が悪くなる
【司法書士のワンポイントアドバイス】
最終返済日から10年が経つと「時効」によって過払金返還が消滅します。よって、早目の手続きがよいでしょう!
② 任意整理
【メリット】
・司法書士に依頼することによって、貸金業者(消費者金融、信販会社、カードローン会社、クレジットカード会社)からの督促や連絡、取り立てが止まる
・借金を最大5年間に分割して支払うことにより、月々の返済額が下がる
・将来の利息をカットしてもらうことで返済が楽になる
【デメリット】
・信用情報機関に事故情報として登録される(一般的に「ブラック」と呼ばれている)。そのため、5年程度新たにカードを作るのが難しくなる
・借入期間が短いと、かえって月の返済額が上がってしまうことがある
【司法書士のワンポイントアドバイス】
任意整理は交渉に駆け引きが要求されます。司法書士の力量と経験により結果に差が出てくるので、信頼ある専門家を選びましょう!
③ 自己破産
【メリット】
・すべての借金がゼロになるので、新たな再スタートが切れる
【デメリット】
・信用情報機関に事故情報として登録される(一般的に「ブラック」と呼ばれている)。そのため、7年程度新たにカードを作るのが難しくなる
・住宅がある場合には、手放す必要が出てくる可能性が高い
【司法書士のワンポイントアドバイス】
自己破産は、警備員や保険外交員など一定期間職業制限があるものの、思っている以上にデメリットがある制度ではありません。
また、「戸籍に書かれる」、「選挙権が取り上げられる」、「年金受給が停止される」「国民健康保険が利用できない」などと思っている方がいますが、これは完全に間違った認識です。再出発のための選択肢として検討してみましょう!
④ 民事再生(個人再生)
【メリット】
・債務(借金)の大幅減額が可能→条件にもよるが借金総額が5分の1(5分の1が100万円以下の場合には100万円)に圧縮できるため、月々に返済が楽になる
・住宅がある場合、住宅ローンを別に支払うことで、住宅を手放さなくて済む
【デメリット】
・信用情報機関に事故情報として登録される(一般的に「ブラック」と呼ばれている)。そのため、7年程度新たにカードを作るのが難しくなる
・毎月の収入が一定している方でないと利用できない手続なので、休職中の方は利用が難しい
【司法書士のワンポイントアドバイス】
民事再生の特徴は自宅を残しながら借金を大幅に減額できるところにあります。
住宅がある方は検討すべき手続きといえるでしょう!
3 当事務所に依頼するメリット
どの手続が最適なのかを自分で判断することはとても難しいことです。当事務所では、過去2000人以上の借金相談に乗ってきた実績から、一番あった債務整理(借金整理)の方法をご提案させていただきます。
もちろん
① 相談は時間無制限、何度でも無料!
② 相談時に費用のお伝えをしています!費用は分割の支払です!
③ 過去2000人以上の借金相談を受けてきた司法書士だからこそ辛さが分かります!
借金問題は必ず解決できると断言できます。
「とりあえず話だけでも聞いてみようか」という気軽なお気持ちで大丈夫ですので、安心してご相談ください。